存在を表す文

存在の表現

「机の上に鉛筆が1本がある」や「沈先生は教室にいる」など、人や物の存在を表す文で使われる動詞は3つあります。

存在の表現

  1. :場所+有+人・物
  2. :人・物+在+場所
  3. :場所+是+物

『有 (yǒu)』の表現

『ある場所』に『不特定の人・物』が存在することを表現する際は『場所+有+人・物』の形で記載します。

有を使った時の対象は『不特定の/未知の 人・物』であるという特徴があります。

場所 人・物 和訳
桌子上 一支铅笔。 机の上に鉛筆が1本ある。
桌子上一支铅笔。

zhuō zi shàng yǒu yī zhī qiān bǐ

机の上に鉛筆が1本ある。

钱包里一千块钱。

qián bāo lǐ yǒu yī qiān kuài qián

財布の中に千円ある。

『在 (zài)』の表現

『特定の人・物』がある場所に存在することを表現する際は『人・物+在+場所』の形で記載します。

在を使った際の対象は『特定の/既知の 人・物』であるという特徴があります。

人・物 場所 和訳
沈老师 教室里。 沈先生は教室にいる。
沈老师教室里。

shěn lǎo shī zài jiāo shì lǐ

沈先生は教室にいる。

※沈先生は特定できる人。

我买的书桌子上。

wǒ mǎi de shū zài zhuō zi shàng

私が買った本は机の上にある。

※「私が買った」本は特定できる物。

『是』の表現

『場所+是+人・物』の文でも物の存在を表すことができます。

場所 人・物 和訳
酒店的西边 电影院。 ホテルの西側に映画館がある。
酒店的西边电影院。

jiǔ diàn de xī biān shì diàn yǐng yuàn

ホテルの菱側に映画館がある。

会场里都人。

huì cháng lǐ dōu shì rén

会場は人で満たされています。

『是』の表現の特徴

『有』と『是』の表現は語順が同じですが、表現される意味が異なります。

『是』の表現には排他的な意味が含まれます。

  • :桌子上一本书。 机の上には一冊の本がある。(他にも何かある可能性がある)
  • :桌子上一本书。 机の上にあるのは一冊の本だ。(他には何もない)

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