锄禾日当午
汗滴禾下土
谁知盘中餐
粒粒皆辛苦
意訳
春に一粒の種をまきさえすれば、秋にはたくさんの食糧が収穫できる。
世の中に耕さないで種も植えない田んぼなぞ存在しない。しかし依然として飢えで死んでしまう疲れ果てた農民が存在する。
暑い夏の日の昼に、煌々と照る太陽の下、農民はまだ働いている。その汗の滴は土に吸い込まれていく。
誰が想像だにするだろうか。我々のお椀の中の米粒一粒一粒に、農民の血と汗が混じっているということを。
春天只要播下一粒种子,秋天就可收获很多粮食。
普天之下,没有荒废不种的田地,却仍有劳苦农民被饿死。盛夏中午,烈日炎炎,农民还在劳作,汗珠滴入泥土。
有谁想到,我们碗中的米饭,粒粒饱含着农民的血汗?
詩の説明
この詩は、日差しの強い昼時に田んぼで農民が働いている様子を描写している。農民が一年中一生懸命働いて生活している様子を要約して表現し、最後に意味深な格言をもって、農民に対する詩人の真摯な気持ちを表している。
詩の言葉は平易で分かりやすく、素朴で、音節が軽快で読みやすく、伝わりやすくて、だれでも知っている。詩の中の“谁知盘中餐,粒粒皆辛苦”は中国の伝統的な家庭の格言で、人々に節約の大切さや、労働の成果に感謝する気持ちを思い出させる。
此诗描绘了在烈日当空的正午农民田里劳作的景象,概括地表现了农民终年辛勤劳动的生活,最后以蕴意深远的格言,表达了诗人对农民真挚的同情之心。全诗语言通俗、质朴,音节明快、上口,流传极广,妇孺皆知。其中的“谁知盘中餐,粒粒皆辛苦”是中国传统的“治家格言”,提醒人们注意节约用度,珍惜劳动成果。