中国語をマスターするメリットは『情報量が増える』『ビジネスチャンスが広がる』『かっこいい』
中国語をマスターするには、継続して勉強することが必須。
継続して学ぶためにはモチベーションをキープする必要があります。
そしてやる気を継続させるためには、中国語をマスターすることのメリットを知ることがポイント。
中国語をマスターすることで、あなたは3つの大きなベネフィットを得られます。
- 得られる情報が格段に増える
- ビジネスチャンスが広がる
- シンプルにかっこいい
あなたが中国語を理解できることによるメリットを明確にしましょう。
そして継続的に中国語を学び、自分の可能性を今以上に広げましょう。
中国の経済が発展を続け、中国の存在感はどんどん増している
世界のどの国に行っても大きな都市には必ずと言っていいほどチャイナタウンがあります。
例えばニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、シンガポール。
もちろん日本にもありますね。
横浜中華街と神戸中華街は観光スポットしても有名です。そしてチャイナタウンには中国人がたくさん住んでいます。
中国人が多いのは、何もチャイナタウンがある大都市に限った話ではなくて、世界中のあらゆるところに中国人が暮らしています。その数、約5000万人。
アジア:3627万人(75.6%)
アメリカ:890万人(18.6%)
ヨーロッパ:170万人(3.5%)
オセアニア:100万人(2.1%)
アフリカ:10万人(0.2%)
参照:Baidu – 华侨
そして、中華人民共和国に至っては、13億7462万人(2015年: Wikipedia – 中華人民共和国)!世界一の人口です。
単純に考えると、中国語が話せれば14億の人と会話できるようになるということ。
視野が広がってあなたができることの範囲が無限に広がります。その可能性を考えて、中国語を勉強する人は多いでしょう。
ぼくもその一人で、シンガポールに来てから中国語学校に通い、ゼロから始めました。
(実際には日本の大学時代に第二言語として中国語を専攻してたんですけど、全く勉強しませんでした。単位を取ることだけが目的だったので。そんなもんですよね。。)
ぼくは中国語の勉強を始めてもう5年たつので、中国語を使った日常会話はいける、といったレベルなんですが、まだまだマスターするといったレベルには届いてません。
中国語マスターするにはあと5年くらいかなと思ってます。
中国語勉強するモチベーションが続かない!
そんなわけで、ぼくは中国語で日常会話はできるようになったんですが、ここまでの道のりでもつまずくことは多々ありました。
中でも苦労したのが、モチベーションを保つこと。
これ、きっとあなたも経験してますよね。
英語でも中国語でも、はたまた他の習い事も同じですけど、モチベーション保つのって本当に難しい。
勉強始めた当初は『絶対マスターしてやる』って思ってるんですけど、時間が経つにつれてやる気がしぼんでいってしまう。
そして気がついたら勉強しなくなってた。みたいな事ありますね。
でも逆に、モチベーション高く持ち続けられたら、学習を継続出来て、必ずマスターできるってことです。
継続的に勉強すれば中国語だって自分のものにできます。
では、どうすれば中国語を勉強することに対して高いモチベーションを保ち続けられるのか?
その答えは、中国語をマスターすることによって得られるメリットを明確にする事。
中国語を自分のものにするとどんなベネフィットがあって、自分の将来にどれだけプラスになるのか。
これを把握することで高い意識をもって中国語の勉強に取り組み続けることができるようになります。
つまり、中国語をマスターしたらこんな良いことが待ってるぜっていうポイントが、あなたの中で腹落ちしてれば、目標もって前向きに取り組めるということです。
では、中国語をマスターするとどんな良い事ことがあるでしょうか?
メリットは大きく3つあります。それは、
- 中国語をマスターすると、得られる情報量が格段に増える
- 中国語が分かると、あなたの市場価値が高まってビジネスチャンスも広がる
- 中国語を喋れるあなたはとってもかっこいい
です。1つずつ見ていきましょう。
1.中国語をマスターすると、得られる情報量が格段に増える
中国の人口は13億人以上です。それに加えて華僑も世界中に約5000万人。なので合計14億人以上。
台湾、香港はもちろんのこと、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カナダ、日本、あらゆるところに華僑がいて、彼女らは中国語を読み、書き、話します。
あなたが中国語が喋れると、その圧倒的な数の人たちとコミュニケーションをとる道具が手に入ります。
彼女らと会話してそこから情報を得ることができる。
人脈も広げられる。さらに彼女らが発信する情報を得られるようになります。
インターネットが普及している現代では、ネットからあらゆる情報が手に入りますよね。
中国語が読めれば14億人が発信する情報が手に入るようになるってことです。
つまり、得られる情報、チャンスが無限大に膨れ上がるということです。これは大きな収穫です。
より多くの情報を得られるということを、英語の例で考えてみます。
ぼくはIT業界で働いてますが、SEとして英語の重要性をひしひしと感じます。
それは、ITの情報って殆ど英語だからです。
もちろん日本語訳されてる情報もありますが、全体の一部でしかない。
日本語のみだと非常に限られた情報しか得ることができないということです。
世界でメジャーなオープンソースのコミュニティなんて基本的に英語だけですからね。
だから英語分からない=情報が得られないという事を意味します。
逆に、英語が分かると情報量が一気に増えます。単純ですが真理です。
実際ぼくは英語が理解できることで、インターネット上でたくさんの情報を得ることができますし、それが仕事をする上での強力な武器になっています。
例えばぼくはITシステムを設計、構築する時、自分のスキル・経験だけでは解決できない事が出てきます。
しかもそれは大抵の場合は非常に細かい点であることが多い。
そういったニッチな情報を探そうと思っても、日本語だけだと情報が非常に限られてきます。
Google先生に聞いてみても答えが得られない事があります。
そうなると解決するのに時間がかかります。
有識者に聞くだとか、トライアル&エラーで答えを探るとか、そういった作業が必要になります。これは非常に効率が悪い。
ところが、英語でGoogle検索すると情報がわんさか出てきます。
もともとITは英語圏で発展してきたものだし、英語を使って情報発信している人は、日本語を使って情報発信している人よりも多いので当たり前の事ですよね。
要は、英語が理解できるだけで、より多くの情報を得ることができて、それだけ自分の出来る事が多くなるということです。
これと同じことが中国語にも当てはまります。つまり、中国語が分かると、得られる情報は一気に増える。
例えば冒頭に書いた華僑の人口に関する情報もそうです。
日本語で検索しても情報は得られなかった。けど、中国語で検索したら一発で情報が得られた。(もちろん、情報のソースが信用できるものかどうかっていうのは確認が必要です)
情報を得ることのメリットは、ビジネスとかの面だけじゃなくて、私生活の面でもあります。
例えば美味しい中華レストラン情報を得られるとか。面白い中国ドラマを見れるとか。人によっては素敵な恋愛をする相手を見つけられるとかもあるでしょう。
あと知識が増えることもメリットですね。日本文化とか日本語って中国文化、中国語と共通ところが非常に多い。そういった事を知る喜びも感じられます。
例えばメンツとかね。日本語でありますよね。『相手のメンツを立てる』っていう文化が。
これ中国文化でも思いっきり当てはまります。というかメンツという概念自体中国からきてます。
中国語では『面子』って書くんですが、中国人はこの面子を非常に重んじます。
人前で相手を罵倒することはその人の面子をつぶす事になり、中国文化では完全にタブーです。
そういった事を知ってると知ってないでは人付き合いをする上で、大きな差が出てきます。
あなたが得ることができる情報量を増やせる。これは非常に大きなベネフィットです。
2.中国語ができると、あなたの市場価値が高まってビジネスチャンスも広がる
世界三大投資家の一人であるジム・ロジャース氏は著書『中国の時代』の中でこう述べてます。
19世紀はイギリスの時代、20世紀はアメリカの時代、21世紀は中国の時代。
これは既に現実になってますね。中国経済が発展し、2016年時点で名目GDPと貿易輸入額は世界第2位。
この経済大国とビジネスをしていくためには中国語は必須です。
もちろん彼らも英語を話しますが、彼らの内側に入り込むには彼らの言語、そして文化を理解する必要があります。
そこまでやって始めて彼らの懐い入り込めます。
日本も同じですよね。
日本でビジネスしていくためには日本語を駆使して、日本の文化、商習慣を理解しなければ中には入り込めない。中国でのビジネスも同じことです。
中国人の爆買いの対応策だって、中国語が理解できれば効率的に計画できます。
中国人の情報強者であるインフルエンサーがどんなことを言っているのかをいち早くキャッチして、それを売るための仕組みを考えれば良いわけですから。
つまり、中国語が理解できる → 情報量が増える → ビジネスチャンスが増える、という事です。
中国人社会=コネ社会
中国人ネットワークの中に入り込んでいくためには、彼女らの歴史とか文化を理解して、彼らの言語を喋る必要があります。
中国語を話せれば、懐に入り込むチャンスが一気に広がります。
例えば外国人が日本語を喋ったら、それだけで親近感がわきます。
さらにその外国人が日本文化を理解していて、人に迷惑をかけないとか、相手を優先するとか、そういった気遣いをしてきたら、その人を受け入れ易くなりますよね。
それは中国人にとっても同じことです。
ぼくは中国人に会ったら中国語で話すようにしてますが、外国人であるぼくが中国語を喋ると、必ず相手は喜びます。
『中国語喋れるんだ』って。
そしてそれだけで会話が始められてその人と仲良くなるきっかけが得られます。
そして、一旦彼らの懐に入り込めば、そこから広がる世界は無限です。
対等な立場で接して、ビジネスチャンスを広げていく事ができます。
中国語が話せれば、ビジネスチャンスが広がる。そしてそれができるあなたの市場価値は相対的に非常に高いです。
企業に自分を売り込むことだって容易ですし、自分でビジネスを創り出す事だってできます。
3.中国語を喋れるあなたはとってもかっこいい
これは単純ですけど、大きなメリットです。
正直なところ、ぼくが中国語の勉強始めた理由もここからでした。
中国語喋れるのってかっこよくないですか?
日本人で英語が喋れる人はたくさんいるけど、それに比べると中国語喋れる人って断然少ないですよね。そのレアさもかっこよさの一因です。
想像してみてください。
友達と銀座のマツキヨで買い物をしてたら、中国人の団体客がワサワサ買い物をしてました。
おー、さすが賑やかだなー。爆買いだなー。と客観視してたら突然その中のおばちゃんに勢いよく質問されちゃいました。
おばちゃん:『(中国語で)どれがおススメか教えてよ!』
やべー、何言ってるか全く分からん。どうしよー。と思ってたら、隣にいた友達がスマートに答えました。
友達:『(中国語で)私がいつも使ってるのはこれ。安いし使いやすいからおススメだよ。』
おばちゃん:『(中国語で)そうなんだ。じゃあこれにするわ。シエシエ。』
友達:『(中国語で)どういたしまして。日本の滞在楽しんでね!』
そんな友達見たら、素直に『おーすげー!かっこいい!!』と思いませんか?
これは実際にぼくが経験したシーンなんです。
ぼくは、その友達が中国語を喋る姿を見てとても羨ましく思いました。そしてこのシーンがきっかけでぼくは中国語に興味を持ちました。単純にかっこいいなーと思いました。
ぼくも中国語喋れるようになって中国語でスマートに受け答えしたいと。
このシンプルな欲求はぼくをいまだに駆り立てます。
そして最近では中国語で会話してる自分のことを、『あ、中国語喋ってるおれ、かっこいいじゃん』って思って自己満足してます。笑
非常に原始的で単純な欲求ですが、こういう気持ちこそが高いモチベーションに繋がっていくものです。
まとめ
中国語学習のモチベーションを保つためには、そこから得られるメリットを明確に持つべきである。
そして、そのメリットは大きく3つある。ということをお伝えしました。
- 中国語をマスターすると、得られる情報量が格段に増える
- 中国語が分かると、あなたの市場価値が高まってビジネスチャンスも広がる
- 中国語を喋れるあなたはとってもかっこいい
中国語をマスターすることは必ずあなたの役に立ちます。もはや英語に並ぶ必須ツールになります。
中国語を習得するにはそれなりの時間と労力が必要になります。簡単な事ではありません。
でもあなたが中国語を習得したらそこから広がる可能性は無限です。
経済的にもそうですし、交流の輪が広がることで人生もより楽しくなります。
しっかりメリットを理解して、モチベーションを高く保ちながら中国語をマスターしましょう。
では、また。再见!